埼玉県熊谷市出身。熊谷西小、富士見中、県立熊谷高校、東京藝術大学卒業。同大学院修了。博士号(音楽)取得。日本声楽家協会研究員修了。
アメリカやドイツで研修後、文化庁在外研修員として渡伊。
イタリア国立パルマ音楽院大学院課程を最優秀(満点と賛辞)の成績で修了。
【主な受賞歴】
全日本学生音楽コンクール(大学・一般の部)東京大会第1位、同全国大会第1位。都築音楽賞、日本放送協会賞を受賞。NHK-FM出演。
イタリア声楽コンコルソ第1位、シエナ大賞。
友愛ドイツリートコンクール第3位、聴衆賞。
モンテカティーニ国際オペラコンクール(オペラ部門)優勝。
ペリッツォーニ国際声楽コンクール第3位。
ローマ国際オペラコンクール「RISING TALENT」第1位。
ほか、三菱地所賞など多数の音楽賞を受賞。
2024年、下總皖一音楽賞受賞。
【出演履歴等】
在学中よりソリストとして、藝大《メサイア》、《第九》、モーツァルト、フォーレ《レクイエム》ブルックナー《テ・デウム》等多数出演。オペラでは《フィガロの結婚》《魔笛》《椿姫》《ナブッコ》《リゴレット》《ジャンニ・スキッキ》《蝶々夫人》《カルメン》《電話》《こうもり》《ゼッキンゲンのトランペット吹き》等のオペラで主要な役を演じ、劇音楽《ペール・ギュント》、オーケストラ・アンサンブル金沢「ベートーヴェン物語」、熊谷市文化振興財団「モーツァルト物語」等で主演。
皇室御前演奏、文科省、文化庁公演など、多数のコンサートやオペラに主演のほか、合唱祭審査員、コラム連載、プロ野球開幕戦国歌独唱、成田山開基 1080 年記念曲独唱、早稲田大学における応用数学の国際シンポジウムパネリスト、国際コンクール審査員、合唱指揮、脚本、演奏会プロデュース、ラジオパーソナリティなど幅広く活躍している。
郷土埼玉・熊谷では文化活動を市より顕彰され、市歌録音や、様々なコンサートやオペラを企画、教育分野に関心が高く、受験指導や教育研究会講師等を多数務め、後進の育成等、若きリーダーとして地域文化振興にも力を注いでいる。2015年、新熊谷市誕生10周年記念合唱曲「ふるさとに寄せる歌」(作詩・原田勇雅、作曲・上田真樹)が、全音楽譜出版社(株)より刊行されている。
本多静六『永遠の森』公演など、地域ゆかりの偉人の生涯を舞台化することにも注力している。
テレビ埼玉クリエイティブ「クラたま音楽祭」、「埼玉オペラフェス」プロデューサー。
また、任天堂ゲーム《ファイヤー・エムブレム》25周年記念コンサートでは主題歌等のソリストとして出演、活動の幅を広げている。
アメリカ、ドイツ等でも研修を行い、IVAI主催によるオペラソリストオーディションに合格、「ヴァージニア芸術祭」にソリストとして出演。
イタリアでは「モンテカティーニ・オペラフェスティバル」、世界文化遺産「テアトロ・オリンピコ」、作曲家ヴェルディの墓前(ヴェルディの家)でのコンサートに出演した。歌劇《リゴレット》リゴレット役でパルマ・サルソマッジョーレ新劇場やトスカーナなどで主演したほか、「ヴェルディ・フェスティバル」特別コンサート(パルマ)にもソリストとして出演。
歌劇《ジャンニ・スキッキ》ジャンニ・スキッキ役、《蝶々夫人》シャープレス役、《椿姫》ジェルモン役をパルマ・カルミネ公会堂等で好演し、期待される若手演奏家の一人として活躍中。
これまでに声楽を大澤壯吉、高橋大海、渡邊明、直野資、甲斐栄次郎、J.ドーナマン、S.ミルンズ、R.ブルゾン、M.オズワルド、F.カステッラーナ、R.フランチェスケット、G.カネッティの各氏に、楽曲分析をR.コルテージ、小田嶋礼子、青島広志の各氏に師事。
「熊谷少年少女合唱団」指揮者・音楽監督。「コールあおいらか」「コールあかいら花」「アンサンブル風」「コーロ虹」「コールグレイス」「熊谷オペラ市民合唱団」「熊谷第九合唱団」指導者。
石川県音楽文化協会「こどもオペラ創作劇場」声楽コース特別講師。
MUSICA SEIJI代表。一般社団法人ムジカルダ代表理事。
くまがや文化芸術応援大使。
甲斐清和高校音楽科声楽講師。埼玉純真短期大学客員教授。
イタリア・ローマ・リンク大学 音楽舞台芸術科講師。
日本声楽アカデミー会員。二期会会員。
(2024.8更新)